「野菜を全然食べてくれない…」「好きなものしか食べないけど大丈夫かな?」と、お子さんの偏食に悩む保護者の方は少なくありません。
子どもは知らない食べ物や苦手な食感に対して警戒心を持つもの。特に2~3歳頃は、自我の発達とともに「イヤ!」という気持ちが強くなり、好き嫌いが目立つ時期でもあります。
今回は、おうちでできる偏食改善のコツをご紹介します。
①調理方法を工夫してみよう
野菜が苦手な子どもは、苦みやえぐみ、食感が気になっていることがあります。例えば野菜をしっかり加熱すると、甘みやうま味が引き出されて食べやすくなります。また、きゅうりやハムなども軽く湯通しすることで青臭さや塩気が和らぎ、食べやすくなることがあります。


「同じ食材でも調理方法を変えたら食べられた!」ということは意外と多いものです。
②繰り返し見せることが大切
一度食べなかったからといって、すぐに諦める必要はありません。子どもは何度も目にすることで安心感を持ちます。食卓にさりげなく並べたり、家族がおいしそうに食べる姿を見せたりすることで「ちょっと食べてみようかな」という気持ちが芽生えることもあります。
再チャレンジするときは、「今日は食べられるかな?」ではなく、何も言わずに出してみるというのがオススメです!
③食べる以外の体験を増やそう
偏食改善の近道は「食べること」だけではありません。
■一緒に買い物へ行く
■お料理のお手伝いをする
■野菜を育てる
など、食材に触れる機会を増やすことで興味や親しみが生まれます。


自分で選んだ野菜や育てた野菜は、いつもより食べてみたくなるものです。当園でも食育の一環として、子どもたちが種まきや水やりを行い、野菜を育てるといった活動を取り入れています。
④楽しい食卓づくりを心がけよう
子どもは大人の姿をよく見ています。家族がおいしそうに食べている様子は、「食べてみたい」という気持ちに繋がります。
また、味の食感を「シャキシャキしてるね」「甘いね」「ふわふわしてるね」など言葉にして伝えることで食べ物への興味が広がります。
⑤焦らなくて大丈夫
偏食は多くの子どもたちが経験する成長過程のひとつです。無理に食べさせると、食事そのものが嫌な時間になってしまうことがあります。大切なのは、食べられた量よりも挑戦出来たこと!一口でも食べられたこと!そんな小さな成長を認めてあげることです。
焦らず、比べず、お子さんのペースを大切にしながら見守っていきましょう。

子どもの「食べてみようかな」という気持ちは、安心できる環境の中で少しずつ育っていきます。毎日の食事を頑張りすぎず、親子で楽しい時間にしていけるといいですね♪
