【食育の風景】「食べたい」気持ちに寄り添って

慣らし保育が始まってから、早いもので1ヶ月が経とうとしています。

登園時に涙が出ていた子も、少しずつ園の生活リズムに馴染み、保育者と目が合うとニコッと微笑んでくれる場面が増えてきました☺

慣らし保育の進み具合は一人ひとり違いますが、それぞれのペースで「園は安心して過ごせる場所なんだ」と感じ始めてくれているようです。

毎日の給食、それぞれの向き合い方

0〜1歳児クラスの子どもたちにとって、給食の時間は新しい発見の連続です。

目の前に並んだ食材をじーっと見つめてみたり、指先でつんつんと触ってみたり。

手づかみ食べで食材の感触を確かめる子もいれば、お口の中で変わる食感をじっくり楽しんでいる子もいます。

一つひとつの食材を自分の力で確かめるように食べている姿は、とても一生懸命で、見守っている私たちも温かい気持ちになります。

「一口ぺろり」が教えてくれること

この時期は、その日の気分や環境の変化によって、食欲にムラが出ることも珍しくありません。

でも、私たちは「それで大丈夫」と考えています。

お皿をじーっと見つめるだけの日があってもいいし、一口だけ、ぺろっと舐めてみるだけでも十分な一歩です。

「完食すること」をゴールにするのではなく、まずは「ここは安心して食べられる場所なんだ」と感じてもらうこと。

その安心感こそが、これからの「食べる楽しさ」の土台になっていくのではないでしょうか🍽

安心できる居場所として

食育というと少し難しく聞こえますが、まずは「おいしいね」と共感し合える大人がそばにいて、落ち着いて食事に向き合えること。

その環境こそが、何よりの食育の第一歩かもしれません。

今はまだ一口だけの挑戦かもしれませんが、その積み重ねがいつか大きな自信になっていくはずです。

私たちは、一人ひとりの「食べたい」という気持ちや、その日のペースを大切にしたいと考えています。

これからも、ご家庭と一緒に子どもたちの健やかな育ちを、一歩ずつ丁寧に見守っていければ幸いです🍀