企業主導型保育事業とは?①

みらいグローバル保育園は『企業主導型保育園』という形態です。

企業主導型…なかなか耳にしない言葉ですよね。

わかりやすく『認可』『認可外』の括りでお話しさせていただくと、企業主導型保育園は認可外保育園になります。

通常の認可外保育園と違うのは、【内閣府が発足した企業向けの保育園】という点です。

順を追ってご説明させていただきますね。

《特徴》

①企業が自社従業員の児童の利用を目的に設置

→企業が従業員の働き方に応じた柔軟な保育サービスを提供することが可能です。また、女性の社会進出が増えていく中で、産休・育休後に保育園が見つからず復職をやむなく断念…というお話もよく耳にしますが、企業で保育園を設置することで、女性の定着率を高めることが可能になります。

離職率の改善により、会社としても新たに採用するという手間が省けること、

女性の活躍や復帰の後押しをし、会社のイメージアップに繋がるなど、利点は多いです。

②複数の企業による共同利用が可能

→企業連携を結ぶことで、企業枠(=従業員枠)としての利用が可能になります。

会社として【保育所付き】を謳うことができ、自社の従業員枠同様女性の定着率がアップ。つまり、離職率の低下につながります。

保育所設置を検討している企業様でも、リスクを考え二の足を踏んでしまうこともあるかと思いますが、複数の企業で利用することにより園児確保のリスクを軽減できます。

③地域の児童も地域枠として通うことができる

→待機児童解消を目的に、定員の50%までであれば地域枠の受け入れも可能です。

申し込みの方法は認可園と異なりますので、方法はまた次回のブログに詳しくお載せしますね!

④国からの助成金で運営をしている

→内閣府認定保育事業のため、認可外でありながら、認可保育所並みの助成金の交付があります。財源が助成金のため、監査も厳しく行われますので、利用者の方には安心してサービスをご利用いただくことができます。

そもそも認可と認可外の違いってなんなの?という方もいらっしゃいますよね。

『認可保育園』の基準は色々とありますが、その一つとして自治体から許可を得て運営しているかどうか、という点が挙げられます。

そのため、自ずと認可外保育園の扱いになってしまうのです。

⑤保育士の配置基準

→保育士1人に対し、何歳の子どもを何人まで保育できるか、という基準を『配置基準』と言います。保育所を運営するにあたり保育士を常時2名以上配置し、かつ以下の条件を下回らないことが原則となります。

0歳:保育士1名に対し子ども3名まで

1、2歳:保育士1名に対し子ども6名まで

3歳:保育士1名に対し子ども20名まで

4歳以上:保育士1名に対し子ども30名まで

企業主導型保育園も、保育の質を確保するため、上記の認可保育園同等の配置基準が定められており、上記の区分に応じた数の合計に+1をした人数の保育者を配置することが必須です。

そのため、認可保育園と同等の保育料で、同等の質の保育かつ柔軟な保育サービスを受けることができます。